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三十三間堂
2013 / 01 / 13 ( Sun )
柳のお加持と通し矢(三十三間堂)

京の都は新年が明けますと多くのお寺や、神社では行事が目白押しに
行われて、一年の無病・息災・平和・五穀豊穣を祈願いたします。

ここ東山区にあります三十三間堂(蓮華王院)では1月の成人式に
近い日曜日には、「柳のお加持」と「通し矢」の行事が行われます。

この日は朝9時から寺内は解放され、多くの参拝者で賑わいます。

三十三間堂の仏堂は後白河法皇が自らの離宮法住寺殿の敷地内に
平清盛に下命され一宇の仏堂を建立されたのが始まりで、この
仏殿に1001対の千手観音像を安置されたものと伝えられております。

三十三間堂と呼ばれるのは本堂の柱間が33あるところから称される
ようになりました。

門 本堂2

朝早くから、境内は屋台も出て多くの参拝者で賑わい、
柳のお加持の供養を受けるには長蛇の列が出来ていました。

同時にこの日は通し矢も行われて、全国から2000人余りの競技に
参加者する人々が訪れています。

通し矢


柳のお加持

柳のお加持という法会は平安時代からの伝統があり、三十三間堂の
最も重要な法要といわれております。

新年の初水を汲んだ霊水を千手観音様にお供えし、法会を行った後に
儀式では聖樹とされる「柳楊・やなぎ」でこの法水を参拝者にかけて
諸病を取り除くというもの(特に頭痛に効く)

仏教では柳は一切樹木の王、仏様にお供えする最高の聖木とされている
そうです。柳には鎮痛作用があり、アスピリンは柳から作られたとも
伝えられているそうです。

本堂3

本堂千手釈迦如来の前の台座に座られた、妙法院の法主さまが参拝者
に柳の枝で法水をかけてくださいます。

余りのも多くの参拝者なので、法水が丁度当たれば幸いという所です。
幸いにもしっかりと清めていただきました。

2柳のお加持

本堂の蛙股は龍のような彫り物がみられます。
これは珍しい発見でした。

蛙股

本堂裏手では通し矢の順番を待つ人でごった返しています。

通し矢2

通し矢の始まりは古く桃山時代ともいわれております。

「通し矢・とおしや」はお堂西側の南端から60メートルの距離を
弓で射通し、その矢の数を競う競技です。

江戸時代には町衆に人気を博し「大矢数・おおやかず」という競技で
夕刻から始めて翌日の同刻まで一昼夜何本通るかを競ったそうです。

これが次第に武芸者の栄誉をかけたものとなり、尾張・紀州の二代
雄藩による功名争いは人気に拍車をかけ、京の名物行事となったとも
記されております。

通し矢3

今日では新成人の晴れやかな通し矢の競技としても華やかな京の
風物詩となっております。

通し矢4
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