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妙心寺
2013 / 01 / 25 ( Fri )
京の冬の旅 妙心寺 東海庵

京の冬の旅シリーズⅢは妙心寺「東海庵」です。

 東海庵看板

東海庵は文明16年(1484年)斉藤越前利国の室
利貞尼が悟渓宗頓(ごけいそうとん)を講じて建立されました。

妙心寺四派本庵の一つにあたります。

妙心寺四派本庵とは龍泉庵、東海庵、霊雲院庵、聖澤院のの四派
を指します。

悟渓和尚は尾張のご出身で雪江宗深禅師のもとで修行を積み、
教えを東海道に広め後に東海派の祖といわれるようになりました、

東海庵山門

山門からみえる方丈の屋根は楼閣がそびえるような、煙り出し
(明かりとり)の屋根が見られます。

東海庵本坊

東海庵の庭園は史跡名勝に指定されていて、夫々趣の違ったお庭を
拝見することができます。

方丈南にある庭園は一面白砂を敷き、雨落ちの中に棗型の手水鉢だけが
おかれていて、箒目は一直線で清浄・無をあらわした「白露地の庭」です。

東海庵方丈前庭園

東海庵 棗型手水鉢

書院南庭は大小7つの石を配した枯山水坪庭です。
両サイドの石の面がをれぞれ渦のながれにそって配されているので渦が
廻っているように見えます。

東海庵南庭

書院西庭は「東海一連の庭」(史跡名勝)です。
三神仙島一連を表した枯山水で、東睦宗補和尚が文化11年(1814年)に
作庭されたものだそうです。

三神仙島とは中国古来で不死不老の仙人の住むところと考えられた島で
奥から蓬莱・方丈・えい洲を指し、四神仙島といったときに東海を指す
といわれ3つのブロックからなります。

東海庵西庭2

蓬莱を表した書院の軒下には大きな一文字型手水鉢が据えられております。

東海庵 一文字手水鉢

屋根の鬼瓦に架空の「キリン」の姿をしたものがみられ大変珍しい鬼瓦です。

キリンの瓦

中央に三尊石(不動石・日天石・月天石)その前の小さな石は影向石・白雲石・
水分石・波切石・亀頭尾石・鶴石・礼拝石とそれぞれ一つ一つに意味があって
置かれています。

東海庵西庭3

春日型六角燈籠と橋柱手水鉢・その手前に火燃石・伽藍石・と飛び石が配されて
います。

東海庵西庭4

一面の庭園の盛り沢山の意味が込められた「東海一連の庭」です。

今回の公開は12年振りの公開だそうです。
それぞれ違ったお庭を楽しむことができます。そこで何かを感じとれるように
静かに座っていたいような気もいたします。
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