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妙心寺
2013 / 01 / 26 ( Sat )
妙心寺 法堂

妙心寺は花園天皇の発願で花園離宮を禅寺として開創されたもので
かっての昔はこの辺りは、衣笠山の美しい山並みと兼好法師ゆかりの
双ケ丘を借景として、四季とりどりの花が咲き乱れる宴遊の地であり
ました。

応仁の乱で荒廃してしまいましたが、文明9年(1477年)後土御門天皇
より妙心寺再興の論旨により細川勝元や政元らの援助により再興され
ました。

堂宇が整備され、徹底した組織運営がなされ、臨済宗きっての
巨大教団を掲形成された足跡から俗に「妙心寺の算盤面」と称されます。

伽藍造りは、三門・仏殿・法堂・が一直線に並ぶ禅宗様で、いずれも
重要文化財に指定されています。

仏殿は文政10年(1827年)に新しく造りかえられたもので、禅宗仏殿
の典型といわれております。

威風堂々とした、凛とした佇まいです。

仏殿2

ご本尊の釈迦三尊がお祀りされています。

仏殿 釈迦如来

法堂

仏殿の奥の法堂は明暦2年(1656年)の造営で、住持や演法の重要な儀式が
行われています。

建物は入母屋造りで天井には狩野探幽(法眼守信)筆雲龍の絵が掲げられて
おります。

龍は架空の動物で、目は牛、口は鰐、胴体は蛇、鱗は鯉、詰めは鷹が描かれて
います。

見える角度により凄みをきかせ睨んでいる様子から、中央辺りにいくと龍が
やさしくなり、蒔いていた胴体が次第にほどけていきます。

そして中央にきた時には、龍が廻っています。(廻っているように見えます)

本当に不思議な雲龍図です。


法堂雲龍図

そして妙心寺の梵鐘は黄鐘調鐘ともいわれ、徒然草に「およそ鐘のこえは
黄鐘調なるべし・・」とあるまさにその鐘で、NHKの「ゆく年・来る年」で
第1声の鐘の音は、この妙心寺の梵鐘であるといわれております。

もとは淨金剛院(廃寺)にあったもので記年銘のあるものとしては日本最古
で、文武天皇2年(698年)の作であると伝えられております。

現在は腐食が進んでいるため、法堂内に置かれていて、そのレプリガが
現在の梵鐘として毎日撞かれております。

その形、唐草模様は点火の名勝の名に恥じないといわれております。

堂内で録音された鐘の音をきくことができます。
なるほどいい音色の鐘の音です。

現在撞かれている鐘はこの黄鐘調の鐘のレプリカが使われています。

oujiki.gif 鐘楼3

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