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大田神社
2013 / 05 / 17 ( Fri )
かきつばた群落の大田神社

京の北区上賀茂に大田神社があります。

創始時期は不詳と言われていますが、この地の地主神をお祀りしたのが
始まりではないかと考えられています。

現在は上賀茂神社(賀茂別雷神社)の境外末社となっていて、地元の人々より
病気平癒、方除け、縁結び、芸事の神様として信仰されています。

鳥居

本殿は寛永5年(1628年)の造営と伝えられ、
流れ造りの割拝殿となっています。

本殿


本殿2

大田の小径と案内板があり、ここから上賀茂神社へ繋がっているようです。

大田の小道

この大田神社には国の天然記念物とされるかきつばた群落が、今丁度
満開を迎えています。

かきつばた石柱

この大田の沢(池)の広さは約2000平方メートルあり、5月初旬より下旬ころまで
青紫のかきつばたが一面に色鮮やかな花を咲かせます。

このかきつばたは古代から咲き続けた花として、深泥池同様、古代京都が
まだ湖であったころの面影を残す泥炭地の一つとして昭和14年に国の
天然記念物に指定されました。


平安時代の藤原俊成

 神山の大田ノ沢の かきつばた ふかきたのみは いろにみゆらむ

と歌っています。

上賀茂神社の御光臨である神山近くに在る大田神社のかきつばたに
(人々が)よくよくお願いする恋事(いろ)はこの花の色のように
なんと一途(一色)で美しく可憐なのだろうか

という思いの歌で、平安時代にはすでに名高い花として知られていた
ようです。

かきつばた

この大田の沢には古くから「池に手を入れると手が腐る」との伝説
があり、人が花を持ち去るのを戒めたといわれております。

カキツバタ2

早朝の露を含んだかきつばたはその色も一段と鮮やかで、生き生きと
きれいです。

今日は多くの参拝者の方が見えていて、カメラに収めておられました。

かきつばた3

また、この地は北大路魯山人の生誕地でもあります。

明治16年に魯山人はここ上賀茂で生まれ、15歳で一字書きの名手となり、
大正14年42歳で東京で星岡茶寮を開設し、卓越した料理人として、
またその星岡寮でつかう器を自ら星岡窯をつくり作陶にも力を発揮
するなど、書、篆刻、陶芸、料理など幅広い分野で人並み外れた優れた
業績を残した人物であります。

昭和34年(1959年)76歳で横浜の地で亡くなり、西賀茂の小谷墓地
に葬られているそうです。

その記念碑がたてられています。

北大路魯山人生誕地


北大路魯山人2

かきつばたは後1週間くらいは咲いてくれそうです。
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