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峰定寺
2013 / 05 / 22 ( Wed )
大悲山 峰定寺

京の中心から北へ約35km丹波山地の東南部に当たる花背は京都市左京区
になります。

この辺りは歴史的自然環境保全地区とされ、大悲山は標高746mあり、
夏でも平均気温は22℃くらいで常緑針葉樹(モミ、ツガ、ヒノキ)や
落葉広葉樹(ミズナラ、クリ、アカシ)などがみられます。

野鳥も多く、大悲山を取り囲むように流れる渓流は桂川の源流の一部
で地質は丹波帯秩父古生層から成り、硬いチャートでできた岩峰が
みられるところです。

山並みを進むと今は山藤がたわわに花をつけ、新緑の中に藤色がとても
きれい映えます。

土手には躑躅や、まむし草、クリン草など季節が混合するように可憐な
花をみることができます。


山藤


藤2


つつじ


まむし草

くりん草

モリアオガエルの大きな巣が今にも落ちそうに枝についています。

モリアオガエルの巣

その下の池には今まさに泡の中から蛙がでてきました。

モリアオガエル

そんな自然を観察しながら山並みを進んでいきますと、
峰定寺に参ります。

花背地図

峰定寺は平安末期の久寿元年(1154年)山岳修験者観空西念によって
千手観音の坐像を安置して三間のお堂を建立されてより始まります。
以来山全体が山岳信仰の霊境となっています。

このご本尊は平清盛の奉納といわれ、白檀に彫刻された精巧な作で
鳥羽上皇が不動明王、二童子像、毘沙門天を施入してその勅願寺
となしたと伝えられています。

その後修験の寺として鞍馬寺や延暦寺などの抗争に巻き込まれ荒廃
していたのを延宝年間(1673年~81年)後西天皇が聖護院宮道裕
法親王に命じ再興されました。

先の仏像と釈迦如来立像、金剛力士像が重要文化財に指定されて
いるそうです。

峰定寺

本堂へお参りするには修験堂であるため手荷物は貴重品と飲み物以外
全て社務所に預けて、参拝者の袋をかけて上がらなければなりません。
写真も一切駄目です。

重要文化財に指定されている仁王門をくぐって、山の上にある本堂へと
登ります。

仁王門

切り立った岩の上に建つ本堂は久寿元年の創建で杮葺きの舞台懸崖造りとされ、
重要文化財に指定されています。

この本堂の周りから新緑の山々の眺めは素晴らしく空気もひときわおいしく
感じられます。

本堂地図

大悲山は古くから落人の隠れ里ともいわれ、平家物語や源平盛衰記にもその
名を留める地でもあります。
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