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野村別邸 碧雲荘
2013 / 06 / 07 ( Fri )
野村別邸 碧雲荘の花菖蒲

国指定重要文化財に指定されている野村別邸「碧雲荘」は南禅寺
下河原にあります。

大正期の財閥野村徳七氏の別邸で野村徳七は昭和3年の完成までに
十数年の歳月をかけてこの碧雲荘づくりに取り組んだといわれております。

庭園は明治期からの作庭家として有名な七代目小川冶兵衛氏の作庭。

野村徳七は茶の湯の世界に魅せられ、茶号を取得、また絵画、陶磁器
能楽にも傾倒し、日本文化の集大成として園遊会と茶会を統合する
という壮大なテーマのもとにこの碧雲荘造りに取組み素晴らしいこの
別邸ができたといわれております。

通常は非公開となっております。

門前

その碧雲荘西の長屋門の前の外濠に今花菖蒲が満開を迎えております。

花菖蒲はアヤメ科に属し、江戸時代以降育種が盛んに行われました。

伊勢系…江戸時代後期に三重県・松阪地方で独自に改良された系統
     背丈は低く花弁が縮緬じわになって深く垂れ優雅な花だ
     そうです。 白、桃色、紫の花が咲きます。

江戸系…江戸を中心に改良された品種 高さは60~130cmと背丈が高く
     水田などに植えられ色彩、花形とも変化に富むとされています。
     藍、紫紅、紫青、白、絞の花がさきます。

肥後系…肥後(熊本県)で改良された品種、高さは80~120cm
     もともとは座敷で鑑賞されていて個々の花姿を楽しむために
     改良されたもので花弁が多く重なり合い下垂れしているのが特徴
     花色は単色で鮮明

などの系統があります。

花菖蒲3

碧雲荘の花菖蒲は色がとても鮮やかで、花弁も大きく活き活きと
しています。

花菖蒲1

伊勢系、江戸系、肥後系のどれも見事に咲き誇っています。

花菖蒲2


花菖蒲8


花菖蒲5


花菖蒲7

白川通から少し奥に入っているため、人混みもなく、静かな佇まいの中で
素晴らしい梅雨期の菖蒲をめでることができる南禅寺の別荘群です。
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