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元稲荷古墳
2013 / 07 / 08 ( Mon )
西向日編 最終 元稲荷古墳

西向日の辺りを巡って今回の締めくくりは元稲荷古墳です。

向日神社の裏手に元稲荷古墳があります。

この古墳は向日丘陵先端部の尾根上に築かれた古墳時代前期
(4世紀初頭)の前方後方墳で、乙訓地域では最も古い古墳
と考えられているようです。

元稲荷古墳標識

葺石には扁平なタイル状のものが貼られてあり、後方部の中央に
竪穴式石室があり、鉄製武器や鉄製工具、土師器の壺が出土した
部分があったようですが、ほとんどは盗掘されていたようで、

昭和35年、45年に京都大学により発掘調査が行われその規模が
明らかになりました。

またこの土師器の壺は円筒埴輪と壺形埴輪のセットで、弥生時代
の墓に供えた土器を模して作られた古い形の埴輪であることも
分かり、この元稲荷古墳は墳形(古墳の形)や葺石の状態、出土
した埴輪、土器などから近畿地方における他の前期古墳の中でも
きわめて特異な古い様相を示す重要な古墳であると考えらています。

古墳測量図

元稲荷古墳1


元稲荷古墳2

この他に向日丘陵に築かれた前期の古墳には五塚原古墳、寺戸大塚古墳
がありますが、すべて全長が94mと同じ大きさを示しこの時代の古墳
を築くのに何らかの約束事があったものと考えられております。

ずいぶん大きな古墳であったようです。
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