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法金剛院
2013 / 10 / 14 ( Mon )
花の寺 法金剛院

JR花園駅の向かい側に京都では数少ない律宗のお寺「法金剛院」
あります。

山内

山号を五位山と号し、ご本尊は阿弥陀如来坐像が安置されています。

平安時代の初め右大臣夏野清原がこの地で営んだ山荘を没後に寺に
改め、双丘寺と称したのが始まりと伝えられております。

後に文徳天皇が天安寺としてして建立、その後の沿革は不明とされて
いますが、大治5年(1130年)には鳥羽上皇の中宮待賢門院が再興し、
寺名を法金剛院と改められました。

石柱

山門


待賢門院が詠まれたとされる歌碑が建てられております。
 「なかからむ 心もしらす黒髪の 乱れてけさは 物をこそおもへ」

また待賢門院を深く慕っていた西行

 「春風が 花を散らしている夢は 目覚めた後まで 胸のときめきが
    やむことなく つづいている」

と夢のなかで逢瀬をとげたことを読んだ歌もあり、平安時代の恋物語が
繰り広げられた舞台でもあった法金剛院であります。

待賢門院の歌碑

本堂前の庭園は平安時代の遺構を残した西方極楽浄土の世界を表す
”浄土の庭園”といわれ、昭和45年(1970年)に発掘復元されました。
初夏には菖蒲が、夏には蓮の花と四季折々の花を楽しむことができます。

蓮池

池の北側には巨石を並べて作られた「青女の滝」は背後の五位山とともに
国の名勝に指定されています。

清女の滝

本堂は元和4年(1618年)に再建されたもので、堂内にはご本尊の
阿弥陀如来坐像と四本の手を持つ珍しい十一面観音坐像、僧形文殊菩薩坐像
などが安置され重要文化財に指定されています。

本堂

本堂前には仏足石が置かれています。

法金剛院では仏足石の向きを、他の寺院とは反対の向きに、踵が
参拝者に向くように置かれています。

これは律宗の教えで、お釈迦様の定めた戒律をそのまま守り従い、
追随することが悟りへの道であるということによるものだそうです。

仏足石
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