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綾部 光明寺
2013 / 11 / 19 ( Tue )
府北部唯一の国宝 光明寺 二王門

京都府下 綾部市の君尾に府北部に唯一の国宝建造物
「二王門」を擁する光明寺があります。

光明寺は真言宗醍醐派に属し、山号を君尾山と号します。
ご本尊は千手観世音菩薩、聖徳太子の開創と伝えられる
古刹であります。

二王門2

二王門 駒札

二王門は三間一戸、入母屋造り、栩葺きの二重門
鎌倉時代の建築であると伝えられております。

長年風雪にさらされて大破寸前であったものを昭和25年から解体修理
が行われ、その際棟札の墨書銘から鎌倉時代のものであることが判明
したそうです。

その後門は仁冶3年(1242年)から慶長5年(1253年)に再建され、
又後に2度合わせて3度の修理が行われていたようです。

中世にさかのぼる二重門は2階建てで上層と下層の間にも屋根の
出っ張りを作るのは極めて希少なる二王門であるといわれております。

修理にあたってはできるだけ古材を用い、用材は殆ど杉材が使われて
います。

二王門1

堂々としたその姿はとても綺麗で形も優美なものです。

二王像は門の正面前ではなく後ろに安置され背面と上層には
連子窓が設けられるところから和洋の建築を基調としているであることが
珍しいといわれております。

二王2


二王

背面から見る二王門も安定感があり屋根は栩葺き(とちぶき)で
葺かれています。

二王門3


屋根

頭貫の木鼻は大仏様であるといわれております。
これらの貴重なる二王門は昭和29年に府北部唯一の国宝建造物として
登録されました。

建築

二王門とくぐったところに「八十八か所石像」が置かれています。

「君尾山略記」によりますとこの石仏は文政8年(1825年)に
この辺り(奥上林、中上林、口上林 山家)の地蔵菩薩や遠くは
和知や丹後地方に至る住民が日々の安寧と繁栄の祈願に君尾山
光明寺に寄進したものだそうです。

四国八十八か所のご本尊がそれぞれ石仏となり代わったものであり
このお堂の目で手を合わせると四国八十八カ寺の霊場に参拝した
のと同じご利益があと伝えられているそうです。

石像駒札


八十八か所石像

丁度紅葉がとても綺麗に色づき黄葉、燃え立つような紅葉のおりなす
景色がひなびた参道に花を添えていました。

紅葉
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