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京丹波の 普済寺
2013 / 11 / 26 ( Tue )
京都府下の三大美殿 普済寺

南丹市園部町若森の小高い丘の上にに普済寺という曹洞宗のお寺があります。

京都府下の三大美殿と呼ばれる禅宗様建築のお寺でその姿は優美
なものです。 (三大美殿の残り二つは、常照皇寺と一休寺)

もとは天台宗の寺院であったとも伝えられています。
寺伝によりますと足利尊氏が無窓疎石を開山として貞和2年(1346年)
足利尊氏の妹千種姫が入寺して、父(足利貞氏)の菩提を弔うために
創建されたと伝えられているそうです。

江戸時代になって寛永11年(1634年)亀山城主(現在の亀岡)菅沼織部正定芳
が曹洞宗に改め復興したと伝えられています。

この普済寺の仏殿が三大美殿とよばれている建物で禅宗様式であると
いわれております。

禅宗様式とは鎌倉時代中国の宋から禅宗とともに伝来した建築様式を
いいます。

特徴は軒先が曲線を描き隅で大きく反りあがるところにあります。

装飾的な細部も多く、構造的には大仏様と同じように貫で柱をつなぐ
ことにより耐震性を向上させております。

山門

仏殿は延文2年(1357年)の建立で府内では代表的な中世禅宗様
(唐様)仏殿で入り母屋造り、石積みの基壇上に建ち、花頭窓を
設けている。

屋根は昭和7年までは芽葺きであったが、同年の解体修理の結果
創建当時は檜皮葺。瓦棟であったことが判明し、現在の姿に改められた
ようです。

本堂

花頭窓の上には波状の蓮子をはめた弓欄間が設けられています。

中央には両開きの桟唐戸が設けられています。

小堂ではありますが非常に優美な形をした美しい仏殿です。

建築

裏面には鐘楼門がおかれ参道に続く小路は鄙びた風情を醸しています。

裏面

紅葉も赤く色づいています。

紅葉

普済寺仏殿の前道路を挟んでこちらにも普済寺の堂が残されております。

看板

こちらのお堂も禅宗様式で反りあがる軒が優美な姿を表しています。

三大美殿

多宝塔も置かれていました。
二重構造になっていて朱がとても綺麗でした。

多宝塔

京都府下にも素晴らしい寺院が継承されています。
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