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湖東三山 金剛輪寺
2013 / 12 / 06 ( Fri )
湖東三山 金剛輪寺

湖東三山のひとつ「金剛輪寺」は聖武天皇の祈祷寺として行基が天平13年
(741年)に開山されたお寺です。

山号を松寿山と号し、天台宗の古刹として有名です。
ご本尊は聖観世音菩薩で行基の作と言われており秘仏とされています。

このご本尊は行基が一刀三礼拝みながら彫刀を進めるとやがて木肌から
血が流れおちました。そこで行基は彫刀をやめ粗彫りのまま安置された
として、後に「生身の観音さま」と呼ばれ信仰を集めています。

寿永2年(1183年)源義経が木曽義仲を追悼するため、近江に来て
金剛輪寺に十数日参籠し、武運必勝を祈願して、太刀を寄進したと
伝えられております。

天正元年(1573年)には百済寺が鯰江城を後援したとして金剛輪寺も
同罪として織田信長の焼き討ちに遭いましたが、当山僧侶の奇知により
本堂をはじめ中心堂宇は焼失を免れたといわれております。

明和(1768年)の頃は明寿院他12坊、末寺2ケ寺あり、僧侶50人余り
が仏法を学び農業を営んでいたという盛況振りでしたが、

明治維新によって境内山林すべて上地となり、山内僧侶すべて帰俗
し、本坊明寿院一坊となってしまいました。

がその後も観音信者の援助により諸堂の復興を果たし湖東三山の雄として
その名を留めております。

本堂は入母屋造りの檜皮葺で和様仏堂とされ鎌倉期の建造物の代表として
国宝に指定されています。

大披閣 本堂

金剛輪寺の紅葉は血染めの紅葉と言われるくらい本堂脇の紅葉が真っ赤に
色づきます。

紅葉2


紅葉3

荒廃していた三重塔は昭和53年にその修復を終え高台にそびえております

三重の塔

茶室水雲閣は江戸時代末期の茶室と伝えられております。

茶室からは池泉回遊式の庭園を眺めることができます。

茶室

庭園は桃山時代、江戸時代初期、中期の三庭からなり、池泉回遊式で
国の名勝庭園に指定されています。

作者は不詳といわれております。

名勝庭園

庭園2

一際大きなどうだん躑躅には見事で雪つりが施されていました。

どうだんつつじ
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