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十駕
2014 / 01 / 29 ( Wed )
京料理 十駕

京の真ん中、両替町二条下がるに京料理の「十駕」があります。

看板

お店は昔薬問屋であった京町家に「蔵」をイメージした外観に暖簾がかかって
いて落ち着いた雰囲気が漂っています。

十駕の意味は

   驥(き)は一日にして千里なるも
        駑馬(どば)は十駕すれば之に及ぶ

というもの
   で 驥は一日に千里も走る名馬、駑馬は足の遅い馬のこと

  足の遅い馬でも十日走り続ければ一日に千里も走る足の速い馬にも
  追いつくことができる。 目標に向かって努力し続けることの大切
  さを説いた言葉

から十駕というお店の名前が付けられたそうです。謙虚ですね!

十駕ではお料理には京の名水「桃の井」が使われているようです。
桃の井は御所の境町御門から南、堺町二条の造り酒屋さんで湧き出る名水です。

そしてごはんはその日に使う分だけその日に精米をされているという
徹底した「おもてなし」の心が込められております。

御主人は伝統的な技法を忠実に手間ひまを惜しまないとこだわりをもって
お料理に向き合っておられというまさに「京料理」の真髄を込められて
おられます。

そんな十駕に夜の会席を堪能してきました。


十駕のれん

先付はお正月の雰囲気をだした「くわい」(目がでるように・・京のお節)
京野菜が彩りよく、歯ごたえもシャキシャキとしてさっぱりします。

オードブル

さすが十駕さんですね! 椀ものは「はなびら餅」に芽蕪、金粉がそえられ
ています。
そしてこのお椀がすばらしい!表は黒塗りですが、蓋をあけると金塗りで
一椀ずつ模様が違うところは開けてのお楽しみです。

まさに一椀に一服の絵があります。 京料理の醍醐味です。

はなびら餅

お造りはぶりと鯛です。
ぶりは油を緩和するために平面の大根が、鯛にはけんの大根が挟んであり
口の中でうまく調和した味わいです。

おつくり

なんと豪華な盛り合わせ
中央には「春待桜に照葉」その周りに7種類の品数です。
さわらの幽玄焼き、ちしゃとなまこのおろし和え、守口大根の薬味、
たらこの卵よせ、人参、合鴨ロース、はじかみ

もりあわせ

ゆずの器の中はなまこのおろし和えです。
こりこりと歯ごたえもよく大変美味です。

なまこ

天ぷらはころもがしっとりと、中はシャキとした味わいです。

天ぷら

わかさぎの南蛮漬けは酢っぱ過ぎず、薄すぎず絶妙なお酢加減で
わかさぎの歯ごたえもよく美味です。

わかさぎ

おにぎりのお茶漬けにはちりめん山椒とすぐき漬けが乗せられています。
すぐきの酸味とちりめん山椒の香がとてもさっぱりします。


お茶漬け2

デザートは抹茶ババロアに豆腐クリームが添えられ、リンゴのコンポート
の2種です。

デザート2

どれも手間ひまをおしまないをモットーにされた味わい深い品々で
目で楽しみ、味で楽しみ、音(歯ごたえ)で楽しむことのできるお料理でした。

十駕へは事前予約をされてから、電話は075-213-2234です。
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