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小京都
2014 / 02 / 10 ( Mon )
小京都 飛騨 「白川郷」


岐阜県の大野郡(岐阜県北西部)に白川村があり、ここは合掌造りの民家が
立ち並ぶ秘教の地です。

合掌造りとは茅葺の屋根が掌をあわせたような急勾配の山形をした建築を
いい、雪深い村の積雪に耐える建築様式が取り入れられた構造となっています。

その建築財の接合には木製のくさびやねそ(マンサク)などが用いられ金属の
釘やかすがいは使われていないのが特徴となっています。

このねそで締められた骨格は風雪に強く年月とともに強度を増すという先人の
知恵が込められた建築といわれております。

この白川郷は1999年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。


白川郷独特の伝統ある「結」と呼ばれる相互扶助の精神で村人総出で屋根の
葺き替え工事にあたります。この様子がNHKでも放映されていて大きな話題
をよんだのを思い出します。

1月下旬の高温と雨で雪が大分解けていました。

集落群の近くのレストランではライトアップ前に許可を取得できたバスが
どんどん入ってきて熱いおそばで腹ごなしをいたします。

今日もたくさんのバスが到着いたしました。

食事処2

屋外博物館 合掌造り民家国
ここでは25棟の合掌造りのうち9棟が岐阜県指定重要文化財に指定されて
いてそれらの案内を有料でみることができます。


民家園

白川郷で一番大きいといわれる明善寺の庫裏です。
重要文化財に指定されています。

約280年前に創立された浄土真宗のお寺で茅葺の屋根のお寺は珍しいものと
いわれております。


明善寺駒札

明善寺の庫裏です。

明善寺

鐘楼の屋根も茅葺で葺かれています。
鐘楼も大変高い構造となっております。

明善寺 鐘楼

長瀬家の合掌造りは5階建てになっています。
明治23年に5代目当主民之助氏によって建設されました。
1階は主な生活の場、2階は使用人の寝所、3,4階は養蚕の作業場、
5階は蚕草の干場とされていました。

長瀬家


長瀬家2

現在2階には昔から使われていた道具類が所狭しと並べられています。
昔から大きなイベント(法事や慶び事)があるときはそれこそ何十人の
食事を賄わなければならなかったのですから、食器類だけでも相当な数
が必要といたします。

2階

辺りが暗くなり始めるとほのかな灯りのライトアップが始まります。

この揺らぐような、柔らかなライトアップはここ白川郷にはピッタリ
いたします。




ライトアップ2

道行く人とぶつかりながら、足元を懐中電灯で照らしながら滑らないように
気を付けて進みます。

田んぼに、池に写る建物も幻想的で日本の原風景を楽しむことができます。

合掌造り2

和田家は国の重要文化財に指定されていて、合掌集落では代表的な合掌造り
と言われていて江戸中期から後期の建築で現在も生活が続けられています。


和田家

囲炉裏も暖かい雰囲気が漂います。

いろり

2階にはやはり道具類がきれいに整頓されています。

内部

柱の構造もわらで結ばれています。

これを見ますと、祇園祭の鉾を組み立てる結びを思い起こします。

素晴らしい建築様式を昔の人々は考えたものです。

柱2


柱の構造

お土産物屋さんの玄関には「こびきの繁じい」というお人形が
置かれていて、人目をひいていました。

こびきの繁じい


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