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京の冬の旅
2014 / 02 / 15 ( Sat )
京の冬の旅 妙心寺 大法院

京の冬の旅で公開されている妙心寺の大法院

京の冬の旅

妙心寺には46の塔頭があり大法院はそのうちのひとつで、
信州松代藩主真田信之の菩提寺とされています。

真田信之は真田雪村の兄で、信之の孫の長姫が信之の遺命により
寛文2年(1662年)に創建したと伝えられています。

大法院というのは真田信之の法名「大法院殿徹岩一洞大居士」から
名付けられました。

山門

山門をくぐると佐久間象山のお墓の案内が目につき、墓地に象山の
お墓が祀られています。

佐久間象山は文化8年松代藩の生まれで、松代藩第8代藩主真田幸寛の
儒臣でありました。

象山は54歳の時(1864年)に幕末の尊王攘夷派によって京都で暗殺され
松代藩ゆかりのこの大法院に墓地が置かれました。

大法院は佐久間象山ゆかりの寺として遺品などゆかりの品々も残されて
いるようです。

佐久間象山墓2

今回の冬の旅では大法院に伝わる障壁画、襖絵が公開されています。

徳川中期鳥取池田藩に仕えた雲谷派の絵師土方稲嶺筆による「叭叭鳥図」
「長空鳥任飛」(長空鳥飛ぶに任す)

や海北友松、酒井抱一などの絵画が展示されています。

玄関

大法院のもう一つの見どころは露地庭園です。

露地は茶道によって作られた庭園で、飛び石、延段(小石を集めて通り路にする)
垣、門、燈籠、蹲、腰掛待合、蔀戸などを適所に設けて構成されたお庭

大法院の露地庭園は3部構成になっています。

先ず外露地、
手水鉢があり、花木を楽しみながら飛び石を渡って中露地へと進みます。

山茶花

手水鉢


外露地

中露地への入り口にはあげす戸がしつらえてあります。
珍しい形で、あげす戸は非常に風情があります。
ここをくぐって、腰掛待合のある中露地へと進みます。

あげす戸

中露地はゆったりとした感が感じられる空間となっています。

露地庭園

中露地からしおり戸を通って内露地へと進みます。

蹲がおかれていて、ここから茶席へと進みます。

内露地

茶席は「有隣軒」四畳半の茶席です。

茶室

「有隣」は・・・孔子の論語「徳不弧有隣」から名づけられました。

徳は弧ならず、必ず隣有ということだそうです。

茶室扁額

書院からこの露地庭園の眺めは、四季折々に楽しめるお庭です。

 冬は雪景色に、春から初夏は新緑に、秋は紅葉と、それは絵になる
素晴らしい景色を楽しむことができるお庭で、次回は是非新緑の頃に
訪れてみたいものです。
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