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清凉寺 お松明
2014 / 03 / 18 ( Tue )
嵯峨 清凉寺のお松明

3月15日は京に春を呼ぶ嵯峨釈迦堂「清凉寺のお松明」が行われる日です。

嵯峨にある清凉寺は通称「嵯峨釈迦堂」として市民に親しまれております。

山号を五台山と号し、ご本尊は釈迦如来
寛平7年(895年)源融の没後、その山荘に阿弥陀堂を建て棲霞寺と
したのが創始と伝えられています。

天慶8年(945年)に堂宇を建立し、等身大の釈迦像を安置、これが釈迦堂
と呼ばれる所以といわれております。

その嵯峨釈迦堂では毎年3月15日に京に春を呼ぶ「お松明式」が行われています。

山門

京の三大火祭りは「京都五山の送り火」「鞍馬の火祭」「清凉寺のお松明」と
いわれ、古の昔より地元に根付いた大きな行事として継承されています。

この日、清凉寺では一日一般公開され、本堂ではお釈迦様も公開されています。
清凉寺のお釈迦様は奝然が宋の国から持ち帰った釈迦如来像として国宝に指定
されています。 体内には絹製の五臓六腑と経典、銭貨などがおさめられていた
ということから有名になりました。

又清凉寺の境内は能の番組「百万」でもよく知られております。

本堂

本堂ではお釈迦様が入滅された日として「涅槃会」が行われ、大きな「涅槃図」
も公開され、多くの参拝者で賑わっていました。

丁度白梅・紅梅が満開を迎えていました。

白梅


紅梅

午後3時からは狂言堂で狂言が演じられていました。
出し物は 午後3時からは「大仏供養」 午後5時から「釈迦」 午後6時から「土蜘蛛」
の三番が公演されていました。

途中「釈迦」「土蜘蛛」を拝見してまいりました。

狂言 釈迦

「釈迦」はお釈迦様、僧侶、武士3人がでてまいります。
お釈迦様を参拝する2人の親子がやってきて参拝をいたしますが、その親子は
母は美人で、娘は不美人、美人の母がお詣りをいたしますと、お釈迦様は大いに
慶び、娘が参拝すると不機嫌になり後ろを向いてしまいます。


狂言 釈迦2

そして終いには美人の母親と駆け落ちしてしまいます。
次に僧侶は今度は娘と駆け落ちしてしまうという物語で、無言狂言は
内容をよく知ってから見ると滑稽さがよくわかり面白味がまします。

狂言 釈迦3

狂言 釈迦5

「土蜘蛛」は歌舞伎でも上演されていて、いつもながら蜘蛛の迫力
が見ものです。

狂言 土蜘蛛

土蜘蛛1

京のハイライトとなるお松明です。
高さ7mもあり、欅で作られています。欅は香木でご神木でもあります。
護摩の時にくすぶるのも欅で行われています。

このお松明は3基据えられていて、稲作の早稲、中稲、晩稲に見立てられ
燃え具合でその年の豊作を占うといわれております。

松明

午後8時になりますと、提灯に火がともされます。

提灯

午後8時30分になりますと先ず護摩木を燃やす火炉に点火されます。

この提灯とともに僧侶の方や保存会の方がお松明の周りを読経しながら
練り歩きます。

その時間中に奉納された護摩木が燃やされます。

法要2

お練りが終わって、いよいよ点火されます。
かぜの具合で火の粉が多く飛び散ります。

法要3


松明1

多くの参拝者が見守る中いよいよ点火です。
時より風ほ向きにより火の粉を多くかぶります。

松明2

今年の燃え具合は晩稲が一番よく炎を上げていました。

夜はまだまだ冷え込みがきびしく待ち時間はとても寒く震えていましたが、
点火されると、火の勢いで暖かくなりました。

今年も京に春がきました。
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by: * 2014/03/22 12:46 * [ 編集] | page top↑
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