京都府庁旧本館の桜
2014 / 03 / 31 ( Mon ) 満開近し「京都府庁旧本館の桜」
ここは京都府庁旧本館で、京都御所の西(下立売り新町西)に 位置します。 毎年桜が見事に開花し、隠れた市中の桜の名所でもあります。 建物は明治37年に竣工いたしました。 設計は松室重光氏によります。 レンガ造りの瀟洒な建物は平成16年に国の重要文化財に指定されています。 京都府庁旧本館では3月29日~4月6日まで観桜会が開催され、一般公開されて います。 中庭は明治の名作庭家、7代目小川冶兵衛氏によります。 中央にそびえる枝垂れ桜は円山公園の初代の孫桜にあたり、しなやかな枝には 妖艶な花を咲かせて青空にそびえております。 桜守りの佐野藤右衛門さんによってこの府庁にやってまいりました。 今ではこの孫桜が頑張って毎年市民の皆様を喜ばせてくれています。 今日はまゆまろもお庭に出て市民の皆様をお出迎えしてくれています。 まゆまろは繭でその姿は活動的ではないのでなかなか大変です。 中庭には枝垂れ桜が3本と染井吉野、容保桜が植えられております。 枝垂れ桜は一重の枝垂れと八重の枝垂れがあり、色の濃淡がおりなす 桜模様はとてもきれいで見ごたえがあります。 八重のしだれ桜は今まさに満開となっております。 容保桜はちらほら咲き始めました。 こちらはこれからが見ごろを迎えます。 容保桜は大島桜と山桜の交配されたものらしく、白い花は可憐で清楚な 桜です。 桜の期間は短く、この期間は雨も菜種梅雨のはしりで降りやすいので 急いでお花見をしなくては・・・・・・ 是非府庁にお越しになって桜を愛でてくださいませ。 |
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