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松風
2014 / 05 / 20 ( Tue )
京菓子 「松風」 その2

京菓子松風の老舗 「松屋常盤」が堺町通丸太町下がるにあります。
丁度御所の堺町御門を南に下がったところです。

創業は承応年間(1652~55)と伝えられているそうです。

店舗

後光明天皇より禁裏のお菓子匠の「山城」という大掾の白い暖簾を
賜り玄関には京菓子調進所「松屋山城」の白い暖簾がかけられております。

松屋常盤さんの松風は「紫野味噌松風」です。

大徳寺57世和尚から伝授されたと伝えられておりますが、57世和尚は
松屋常盤の創業と年代が相違いたしますので、大徳寺では後に「松風」と
伝わるお菓子が伝わっていれそれを伝授されたようであります。

松風 看板


松風看板2

創業当初より御所へのお出入りが許され、又大徳寺、茶道家元の
御用達として家族のみで受け継ぐ一子相伝の松風といわれております。

松風1

小麦粉、砂糖、西京味噌を練りこんで一晩ねかせて、発酵させた上に
黒ゴマが乗せられております。

松風の命名には、謡曲の「松風」の一説
 「浦寂し、鳴るは 松風のみ」の由来
焼き色がつくのは表のみで浦ではないところから、裏(浦)さいしいという
意味からとの一説があります。

松風3

明治天皇のご成婚25年の祝典に献上され、天皇家にも好まれ、
入江侍従長が直々にお買い求めに尋ねられたそうです。

お味はカステラに味噌の香が乗せられていて、どっしりとしたカステラ風味
です。

禁裏へお菓子を納めるときには、「たでん」というお菓子の入れ物に
いれて納められました。
その器は螺鈿が施された綺麗な立派な工芸品です。

たでん

お店には御所や相国寺に近いこともあって「宗旦狐」の置物がおかれて
いました。

狐が宗旦に化けてお茶会に出向き、お点前を披露したといわれる
滑稽で親しみを覚えるお話に由来する置物です。


宗旦狐

松風は1箱800円からあります。

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