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京(みやこ)の花だより
2015 / 03 / 23 ( Mon )
北野天満宮の梅だより

「東風ふかば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘れるな」

菅原道真公がこよなく愛した梅の花に思いをたくして、春風が吹くようになれば
梅の花を咲かせ、香りを届けておくれ、主がいなくても、春を忘れないでおくれ

大宰府に流された道真公が京の都の紅梅殿の梅に向けて詠まれた歌として
伝えられ、北野天満宮では毎年見事に花を咲かせてくれます。

この梅の便りが京の春をいち早く伝えてくれるのです。

本殿前にはこの時期になると入学試験の合格祈願と相まってお花見の参拝者で
賑わいます。

本殿前

その昔、豊臣秀吉が永い戦乱で荒れ果てた京の土地改造の一環として
外敵の襲来から町中を守り、又鴨川の氾濫から市街地を守る堤防として
御土居を天正19年に築きました。
その御土居の一部がここ北野天満宮に残り、近年整備され、遊歩道のように
なり、梅の季節、紅葉の季節に参拝者を楽しませてくれます。

御土居2

御土居の梅は紅白の梅が見事に咲き誇り、馥郁とした香が漂います。

白梅

枝垂れ梅も花を一杯つけています。

枝垂れ梅

中門前の梅園の紅梅です。色が鮮やかでひときわ華やいで
います。

紅梅2

薄紅色の紅梅もきれいです。

紅梅

日当たりがいい梅園の土筆がこんない大きくなっていました。

土筆

今回北野天満宮で珍しい手挟みをみつけました。

手挟みは向拝,御拝の柱の上部分に彫刻が施されているもので、
鎌倉時代から社寺建築に見られ、桃山時代から江戸時代にかけて
透かし彫りなどその技法が凝らされるようになり次第に豪華なものが
表われるようになりました。
その手挟みが北野天満宮の本殿の鈴が取り付けてある裏側の柱に
色彩も華やかで豪華なものが取り付けてありました。

中々気がつきませんが、裏側をみるとこのように綺麗な彫刻を見ることが
でき、今回は新たな発見でした。

きばな2

きばな

北野天満宮の梅もここ2,3日の暖かな陽気でそろそろ散りだしました。
次は満開の梅の花からたくさんの実をつけてくれることでしょう。


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