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京(みやこ)の花だより
2015 / 04 / 04 ( Sat )
上品蓮台寺の桜

京の桜はほぼ満開の様相となりました。

ここは千本通鞍馬口をあがったところにある「上品蓮台寺」です。
毎年桜が見事に花をつけ隠れた桜の名所となっています。

上品蓮台寺は正式には「蓮華金宝山九品三昧院」と称します。
真言宗の智山派に属するお寺です。


山門

古くは聖徳太子の創建と伝えられ、当初は香隆寺と称していましたが
天徳4年(960)に宇多法皇の勅願により寛空僧正が再建し、寺号を
「上品蓮台寺」と改めたと伝えられています。

また、この付近へ蓮台野の一帯に十二の支院が建立されたことから
この辺りを「十二坊」の名で知られるようになりました。

山門前には肺病平癒霊塔の石柱もたてられております。

石碑

本堂前の枝垂れ桜、染井吉野が見事に咲き誇っています。

桜鑑賞をお楽しみください。

桜1


桜3

枝垂れ桜2

枝垂れ桜

鐘楼前の枝垂れ桜です。


鐘楼


染井吉野

本堂前

平安時代を代表する仏師定朝のお墓が祀られております。

仏師定朝の墓

上品蓮台寺には「蜘蛛塚」の伝説があります。

平安中期の武将源頼光がある時、原因不明の熱病に罹り臥せって
いました。すると土蜘蛛の精があらわれ、頼光に襲い掛かりました。
頼光は銘刀膝丸で切り付けました。
すると土蜘蛛の精は逃げていったので、その血のあとを家来の
渡辺綱ら四天王が追っていくと、”北野のうしろ”に大きな塚があって
大きな土蜘蛛があらわれ、この土蜘蛛を退治したところ、頼光の
熱病も退いて回復した。
ということが謡曲「土蜘蛛」として残されています。

この塚がここにあったようで、お寺の北に大きな椋の木の根元に
「源頼光朝臣塚」が置かれています。
この塚を一名「蜘蛛塚」ともいわれています。

蜘蛛塚駒札


椋の木

北野とはこの辺り一帯の禁野の一つで丁度ここが北野の裏にあたります。

蜘蛛塚
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