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祇園祭 後祭り宵山
2015 / 07 / 24 ( Fri )
祇園祭り 後祭 暴れ観音

昨年祇園祭りが先祭り(神幸際)と後祭り(還幸祭)に分かれて巡行が行われる
ようになり、7月20日は後祭りの曳き初め、21日から宵々々山、23日は宵山と
行事が続きます。

昨年から大船鉾が復活し、後祭りの唯一の鉾がその雄姿を現しました。

後祭りは鉾、山が10基巡行いたします。

大船鉾

山の中でも曳山(大車輪がついた山)は後祭りでは北観音山と南観音山の
2基となります。


南観音山

新町通等では屏風飾りも行われていて、代々受け継がれてきた家宝の屏風が
お飾りされ、一般の人にも公開されていて、祇園祭のもう一つの楽しみ方でも
あります。

屏風飾り

祇園祭りには欠かせない生花の「檜扇」が各家庭や町家で飾られます。
檜扇は扇状の葉をもち、古代から檜扇で悪霊が退散したという謂れがあります。
祇園祭りも疫病、悪霊退散を願って行われる祭りであることから、昔から
祇園祭りには檜扇がお飾りされます。
このお生花の活け込みはなかなか難しく熟練を要します。

檜扇

黒主山のご神体は謡曲「志賀」を題材にしていて六歌仙のひとり
大伴黒主が桜の花を愛でる姿を表しているとされています。
ご神体は寛政元年辻又七郎狛之澄作と伝えられています。
同掛け、見送り等龍を題材にした刺繍y織物がきらびやかです。

黒主山

宵山の夜も更け、午後10時より日和神楽が御旅所まで出掛けて午後11時
に夫々鉾町に帰りますと、南観音山では「暴れ観音」が行われます。

南観音山

南観音山のご神体は「楊柳観音と善財童子」をお祀りいたします。
この楊柳観音様は女性で、北観音山の観音様は男性だそうです。

そこで北観音様への恋心を鎮めて明日の巡行の間静かにお座り頂く
ようにとの願いを込めて夜更けに南観音様を暴れさせておくという
「暴れ観音」の行事が行われます。

この行事は何時ごろから始まったのか、正しい説は判らないようですが
何時の時代も男女の恋心は処しがたいものがあるようです。

楊柳観音2

楊柳観音さまを台座にお乗せして、布でぐるぐる巻きにしてしっかり固定し、
囃子方や関係者の方が担いで、町内を揺らしながら練り歩きます。
3ケ所程では大きく揺らし、町内を3回廻って観音様がお疲れになったところで
山にお祀りいたします。

楊柳観音

時は夜中の11時を回りますが、多くの方が見物に訪れ夜の更けるのを忘れて
お祭りを盛り上げます。

これで明日の巡行は楊柳観音様もお静かに巡行されることでしょう。
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