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勝林院 修正会
2016 / 01 / 04 ( Mon )
勝林院の修正会

穏やかな天候に恵まれた2016年丙申年の幕開けです。

大原にある古刹勝林院では毎年1月3日に修正会(しゅしょうえ)が催されています。

勝林院注連飾り

修正会とは修正月会ともよばれ、前年を反省して悪を正し、新年の国家安泰
五穀豊穣、家内安全などを祈願して行われる法会といわれております。

修生会1

勝林院は天台声明の根本道場として1013年に建立されたお寺で、ご本尊の
阿弥陀如来、脇侍の不動明王、毘沙門天の前でその声明を継承して午後3時半から
修正会が堂内で行われます。

法会2

法会3

ろうそくの灯りがゆらめく堂内では散華が行われた後、「三十三度」の掛け声とともに
太鼓と鐘の音が響きわたる中を着物、袴姿の勝林院町の宮座若衆が数人、左手に
柳枝右手に竹のササラと呼ばれるものを持って身を低く構え床を叩きながら
「ホッチギ ホッチキ」と踊りながら数回輪になりグルグルと廻ります。

三十三度

これは中央で蛇がとぐろを巻いているのを退治するために追い払う儀式である
ともいうそうです。

この三十三度の儀式に出仕されるのは町内の若衆で長男が一人出ることに
なっているそうです。

ササラ

左手に持つ柳枝は魔除けの霊力があり、この柳枝を竹のササラでたたきながら
悪霊を追い払うのだそうです。

ササラ3

三十三度が済むと、式衆が柳の枝に挟んだ「牛王法印」をもって堂内を
弥陀小呪、不動慈救呪、毘沙門小呪を唱和しながら廻ります。

牛王宝印

厄除け


「牛王宝印」が清められると参拝者に授与されます。

牛王宝印2

牛王宝印3

そして式衆の導師の方より悪霊退治、今年一年の無病息災、安寧の祈願印が
参拝者一人一人に与えられます。

厄除け2

「牛王宝印」は平安時代より継承されている厄除け護符の原型で
牛王とは佛の異名であるといわれております。

授与された「牛王宝印」は自宅に持ち帰り、昔のおくどさん、旧家ではおくどさんの
上には布袋さんがお飾りされていますがその場所に、今では台所にあたるところに
一年間お飾りして置くといいのだそうです。

大原寺勝林院の修正会にお詣りして今年の平安を祈願いたしました。
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