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京都の御大礼
2018 / 09 / 17 ( Mon )
京都の御大礼

今年は明治150年の記念の年であり、平成30年の節目の年を迎えております。
そして来年(平成31年)には平成天皇が譲位され元号が変わり、その年には
新たな天皇の即位の礼や大嘗祭が盛大に行われることとなっております。

明治になって天皇が東京にお移りになってからも、大正天皇や昭和天皇の即位礼と
大嘗祭は京都で行われて参りました。
大正4年(1915)の大正の御大礼は京都御所の紫宸殿で行われ、饗宴は二条城の
現在の清流園の辺りに新たな建物が新築され行われたようです。

この記念の年にあたり、9月1日から 「京都の御大礼」と題して、細見美術館や
京都市美術館別館、みやこめっせ、上賀茂神社、下鴨神社で御大礼ゆかりの
展示会や関連の講演会、よみがえる味 大正大礼のおもてなし料理、などの催しが開催
されております。

パンフレット


今日は二条城の台所で開催の宮廷文化を吟味する特別な体験として
 よみがえる味 大正大礼のおもてなし料理 の体験をしてまいりました。

特別講演会は「”京都の御大礼”がもつ意義を考える」
 天皇の歴史と文化研究者の所功先生のお話と
 皇室ジャーナリストの久能靖先生との対談がありました。

即位の礼が始まったのは飛鳥時代からで当時は中国の影響を受けていました。
大嘗祭というかたちが整ってきたのは奈良時代だとみられます。
衣装も孝明天皇の時は中国式、明治天皇の時より束帯姿になり、
高御座も大正天皇の時に復元されました。
大正天皇の時から皇后様の御帳台も置かれるようになりましたが、この時
皇后様はご懐妊されていたので、お立ちにはならなかったそうです。
衣食住の中で最も大事とされる食、新嘗祭はお米や粟をお供えして天皇がそれを
戴かれる直会の儀式で、このお米や粟が京都を中心に東西に分かれて奉納されて
きました。
等貴重なお話を伺うことができました。

図録


その後は飛鳥時代から大嘗祭の際に舞われた五節舞が披露されました。
五節舞には諸説あり
天武天皇の時代に吉野の天女が現れ袖を五度振って舞ったとか、
五度袖を振るのは呪術的であり、新嘗祭の前日に行われる鎮魂祭とも同じ意味が
あるという説や五節=五声として先王が5つの音調を用いて楽を作って民衆に教化した
等いろいろあるそうです。

五節会の舞1

この衣装は十二単の衣装で頭には日陰糸をつけます。
衣装を新調するには( )億円はかかるそうです。

御節会の舞2

本来新嘗祭の際には4名で、大嘗祭の際には5名で舞われるそうですが、
本日は2名で舞われました。

御節会の舞3

雅やかで、豪華な衣装とゆったりとした雅楽にあわせて舞われる五節舞は
優雅で艶やかな舞です。

御節会の舞5

この後は
西陣の魚新さんが作られた「御大礼おもてなし弁当」を頂きました

お弁当2

大正大礼の献立から現代風にアレンジした献立のお弁当です。
献立は
 *鯛糸づ造り、 いか松笠焼目、 うど
 *鮭黄身焼、日の出かまぼこ、松葉黒豆、鳥松風焼き、寄せ金柑
   ひしはなびら、浅漬け大根、松笠慈姑
 *炊合せ
   鴨じぶ煮、椎茸、すだれ麩、菠萩草
 *ご飯
   たいそぼろ、錦糸玉子、筍、紅生姜
が夫々彩りよく詰められていました。

西陣魚新さんは京都では萬亀楼さんと二軒だけ有職料理を継承されているお店です。
本日の献立は元宮内庁大善課に勤務されていた谷部金次郎氏の助言のもとで
つくられたものだそうです。

京料理のおもてなしは雅ななかにも素材の味がしっかり出されていて調和の
とれた大変おいしいお弁当でした。
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