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京の桜だより
2019 / 04 / 06 ( Sat )
京の桜だより 水火天満宮

日本で最初に菅原道真の神霊を祀る天満宮として延長元年(923)に
醍醐天皇の命を受け比叡山延暦寺の尊意僧正によって建立された
水火天満宮は、現在堀川通の寺の内上るにあります。

     鳥居

境内を入りますと立派な一重の紅枝垂れ桜が今満開となっております。

この桜は、西陣の中学校に通っていた生徒さん数人がのち事業に成功を収められ
その恩返しにと10本の桜が西陣の社寺に寄贈されました。
そのうちの3本がこの水火天満宮で大切に育てられ、現在の見事な桜に成長
したものだと伝えられております。

     紅枝垂れ4

毎年この時期になりますと見事な桜を愛でに多くの方が訪れます。
枝振りは地面に着かんばかりに伸び可憐な花を咲かせています。
近年は情報網が広ろまって海外の方も着物姿で訪れ、盛んに写真撮影を
されています。

         紅枝垂れ1

境内には菅原道真縁の「登天石」がお祀りされています。

この登天石には伝説があります。
道真は時の左大臣藤吾時平の讒言により大宰府に流され、配流先で59歳の生涯
を閉じました。
道真の死後京の都には時ならぬ雹が降ったり激しい雷雨に見舞われたりして、
京の都に住む人達は生きた心地がしなかったといいます。
そこで時の醍醐天皇は道真が師と仰いでいた比叡山延暦寺の尊意僧正に祈祷を
命じました。
尊意僧正が急いで山を下り、鴨川の辺りまで参りますと、激しい雷雨となり水は
みるみる溢れだしました。 そこで尊意僧正はひるむことなく数珠をひともみし、祈ると
川の水が二つに分かれ、その中から石が現れ、道真が立っていました。
尊意僧正はさらに祈るとやがて道真は天に上り、雷雨が止んで水嵩もひいた。
尊意僧正はこの石を自邸に持ち帰り供養した。  というものです。

          紅枝垂れ3

境内には他にも「出世石」や眼病に効能がある「金龍水」、安産祈願の「玉子石」
お祀りされています。

          紅枝垂れ2

丁度今満開の桜情報をお届けいたします。

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