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3月の京菓子
2020 / 03 / 14 ( Sat )
3月の京菓子

3月3日は五節句の上巳の節句にあたります。
京の御家では雛飾りをして、子供の成長を願いつつ春の訪れを今かと待ちます。


雛段にはちらし寿司や引ちぎり、菱餅、菜の花和え、白酒等をお供えいたします。

京の和菓子屋さんでは四季折々の様子を写しだしたお菓子が店頭に並びます。

江戸時代以降、庶民にも茶の湯が盛んに楽しまれるようになり、それにつれ和菓子の
業界も文学性や、自然を重んじた華麗なお菓子が考案されるようになりました。

3月は厳しい寒さから漸く解き放たれ、新芽が顔を見せ始めると、お菓子の銘も
「下萌え」から「早蕨」「初音」「花つくし」と一気に華やかさを増します。

お菓子の銘とともに色合いも華んなりとして参ります。

引ちぎり

まずは雛祭りには欠かせない京菓子「引ちぎり」です。
草餅の上に華やかなきんとんがのせられています。
もっちりとした生地に草餅の香が春を感じさせてくれます。

草餅他3種

春のお菓子3種です。
やはり草餅は欠かせません。 お店によってもっちり感が微妙に変わります。
色とりどりのきんとんは「春の野」です。 菜の花や桜を表します。
そして紅梅を表します。

草餅に使われる「よもぎ」には
 よもぎに含まれるクロロフィルという成分が体内のヘモグロビンんの生成を助け
 コレステロール値を下げ貧血予防、鎮痛作用、喘息等に効用があるとされています。
 昔からよもぎはお灸にも使われ、止血剤としても使われてまいりました。
 その効用を昔の人々は上手に生活に取り込んでまいりました。

桜の葛饅頭

桜の香を閉じ込めた葛饅頭2種です。
片方は桜の葉を葛の生地の混ぜ、より桜の香を引き立てます。
喉越しのいい、上品な味わいです。

和菓子屋さんによって異なった趣向を凝らしたお菓子で春をより豊かに
感じます。
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