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嵯峨の虚空蔵さん
2009 / 03 / 11 ( Wed )
法輪寺

表門 本堂
  表門                             本堂

嵐山の渡月橋を渡ったところに智福山 法輪寺があります。
京の都では嵯峨の虚空蔵さんとして親しまれている真言宗のこの法輪寺は
十三まいりや針供養のお寺として広く信仰を集めています。

歴史は古く奈良時代元明天皇の和銅6年(713年)由緒ある寺域に勅願により
行基菩薩に命じ堂塔を建てられた、その寺の名が「木上山葛井寺(もくじょうざん
かずいのてら)」と呼ばれ国家安泰、万民繁栄、五穀豊穣、産業の興隆を祈る
勅願所となった。これが法輪寺の起源といわれております。

渡月橋1


弘法大師の高弟で道昌僧正という立派な高僧が勅願により大堰川に橋を架け
この橋が亀山天皇により渡月橋となづけられました。

この道昌僧正は弘法大師の教えにより虚空蔵求聞持法百日間参篭修行をされ
その満願の日に虚空蔵菩薩が来迎され袖の上にそのお姿を止め数日経っても
消えることがなかったことから一木に虚空蔵菩薩を彫って葛井寺に安置、その
直後貞観10年(868年)この葛井寺を「法輪寺」と改められたそうです。

その後応仁の乱、蛤御門の変などにより度々灰塵し、大正13年に往事のお寺
に復興され今日に至っております。

針供養塔 針供養塔2-1
  針供養塚                       針供養塔

この法輪寺は平安時代清和天皇の廃針を納めた針堂を建てられたことから
針供養が行われるようになり、今でも毎年2月8日、12月8日の年2回行われて
おります。

又「虚空蔵求聞持法」は無限の知恵にあやかり百日間、百万遍の真言を唱える
ことで記憶力の増進を得ることから知恵と福徳を授かり、幸福で充実した人生を
おくれるようにと、幼少期から成長期に入る成人儀礼の「十三まいり」や
芸能上達、裁縫道上達などの祈願をこめたお参りがなされています。

今年も3月13日から5月13日まで十三まいりがおこなわれます
この十三まいりをした後渡月橋を渡り終えるまでは絶対に振り向いてはいけない。
なぜなら折角授かった知恵が逃げてしまうといわれて振り向かないよう心して
わたっていきます。

丁度今日3月10日は芸能上達祈願の日であり、法要の後茂山家の狂言「附下」が
奉納されました。

そうしてなによりこの法輪寺奥本殿に納められている「求聞持法」のご本尊として
用いられる「板絵虚空蔵菩薩絵像」の復元が完成した復元記念法要も同時に行われ
参拝者にご披露されました。


牛1 寅 
   牛                            寅

         法輪寺桜2
        寅の後ろには法輪寺桜が早くも咲いていました。

法輪寺は牛年、寅年のまもり本尊でもあります。

電電宮 電電
 法輪寺五社明神の一つ電電宮              電電塔

又電電宮というのがあり電波、電気の祖神が祀られています
電電塔はエジソンとヘルツを顕彰し広く電気電波に貢献された方の霊を慰めるとされています。

多宝塔 人形塚
   多宝塔                          人形塚 


法輪寺へは京福電鉄嵐山、阪急嵐山、市バス嵐山から徒歩5分のところにあります。

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